この記事はちょっと前置きがあります。

まず以前、真空管ヘッドホンアンプ「SMSL T2」(画像左)を購入。
次の2つの環境で試聴してみました。

① macbook + apple music + 「SMSL T2」
② 自作PC(onkyoのサウンドボード「SE-200PCI LTD」)+CD音源(flac)+「SMSL T2」

①はボチボチ。
②は抜群に音質向上(かなり満足なレベル)

その結果から、macbookの方でもサウンドカードと同じ役割を果たすDACを追加すれば、②並みに向上するのでは?
と考えました。

DACだけでも改善するハズですし、加えてヘッドホンアンプも追加したらスゴいんじゃないかなと。
そこで、JVCのSU-AX7というUSB DACを購入。

画像のように、
macbook + apple music + 「SU-AX7」+「SMSL T2」
で聴いてみました。

推測通り、真空管ヘッドホンアンプにDACを追加すると劇的に良くなるのか?
というのが、この記事の主旨です。

(イヤホンもJVCのFX-1100で一世代前の最上位モデルです。)

「SU-AX7」+「SMSL T2」でapple musicを聴いてみた結果

もうタイトルで答え言ってる通り。
予想外に「ん〜」と言う結果。。

基準が↓②の音なので、主観的で人の参考にはなりにくいかとは思います。

② 自作PC(onkyoのサウンドボード「SE-200PCI LTD」)+CD音源(flac)+「SMSL T2」

それに、そんな耳が良いわけではないので、本当に感覚的な感想になります。
でも、だからこそ、「それでもわかる程度の違い」というのは言えるかと思います。

安易に一言で表現すると、「迫力が違う」。

SU-AX7だけでも音は良くなってると思います。

でも、一応この記事の目的は
「ヘッドホンアンプにDACを追加するとアンプの効果はアップするのか?」
なので、SU-AX7単体の評価は置いておきます。

言えるのは、SU-AX7単体でもSU-AX7+ヘッドホンアンプでも、②程の音質は得られなかったということ。
そして、DACにヘッドホンアンプを追加したからと言って、アンプの効果が上がるとは限らない、ということ。

そもそも、SU-AX7はヘッドホンアンプも兼ねてるので、ライン出力でそこに真空管ヘッドホンアンプ追加してもあまり意味はないのかもしれません。
(でも、ちょっと良くなる気はします)

余談ですが、今回はFX-1100だけでなく、数千円のオーテクのイヤホンでも試聴してみました。
これはもうDACの有無とか全く分からない。

やっぱりDACに気を使うなら、イヤホンも相応のものを使う必要があるし、一番音質に影響があるのはイヤホンだなと思いました。
言ってしまえば、FX-1100直差しのapple musicでも十分良い音だと思います。

さいごに

できれば「格段に良くなった!」と書きたかったので、残念な結果でした。

サウンドボード「SE-200PCI LTD」と真空管ヘッドホンアンプ「SMSL T2」の組み合わせは改めて素晴らしいと思えたし、これは自信をもってオススメしたいんですけどね。
2つでSU-AX7より安いですし。

いかんせん、自作PCなので人には勧めにくい。。

そういう意味でも、「手軽なUSB DACやヘッドホンアンプの組み合わせが最高」と言いたかったというのがあります。
言いたかったというか、まず自分で使ってく上で嬉しかったです。

フォローすると、SU-AX7は普通に良いDACだと思いますし、評判も良いです。
あくまで個人の他の環境と比べた際のごく主観的な感想になります。

macbookとDACでの音質向上はまたゆくゆく模索していきたいです。
今回、スペース的な問題でポータブルのSU-AX7を選んだんですが、次買うとしたら据え置き型のもっと本格的なものにしようかなと考えてます。