不要なアンカーポイントを削除する3つの方法

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オブジェクトやドキュメント上の不要なアンカーポイントを削除する方法です。3つのケースを挙げました。
 
思わぬトラブルを避けたり、ファイルサイズを軽くしたりと、色々メリットがあるので活用したい機能です。

①パスファインダーでできる余分なポイントを削除

オブジェクトの合体時に不要なポイントができる場合があります。

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それを避けるには、パスファインダーパネルのメニューからパスファインダーオプションを開き、『余分なポイントを削除』にチェック。

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すると、先ほどのポイントをあらかじめ削除できます。

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このチェックはIllustratorを閉じると外れ、初期値に戻ります。
(『余分なポイント』と自ら『余分』と言ってる位なので、削除する設定をデフォルトにすればいいのにという気もする)

②ドキュメント上の孤立点を削除

作業しているとテキストツールやペンツールで生じた孤立点が残ってしまうことがあります。
(孤立点:選択しないと見えない余分なポイント。印刷時に不具合の原因になることがあるとか)

それがあるかを確認するには【選択】→【オブジェクト】→【余分なポイント】をクリック

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(上手くスクショが撮れなかったんですが、実際は普通にバウンティングボックスで囲まれた状態で選択。)

③オブジェクトの余分なポイントを削除

複雑なオブジェクトのアンカーポイントを減らすには、オブジェクトを選択した状態で【オブジェクト】→【パス】→【パスの単純化】をクリック。
ダイアログで、精度などを調整して単純化できます。

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各項目の意味。

  • 『曲線の精度』…元のパスとの近似度
  • 『角度のしきい値』…角度のなめらかさ。数値が低い程なめらかになる。
  • 『オリジナル』…元のアンカーポイントの数 
  • 『現在』…削除した際のアンカーポイントの数。

プレビューで、近似度と実際の変化を見比べながら調整でき、オプションの『オリジナルを表示』にチェックを入れると、元のパスが別の色で同時に表示されます。

サンプルとしてコチラのサイト(『白地図、世界地図、日本地図が無料』)からpdfファイルをDLして、パスを単純化しました。

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98%の精度にすると、ほぼ見た目を変えずに1027ptsから365ptsまで単純化。
ファイルサイズを確かめてみたら、206KBから192KBになっていて、14KB分ファイルも軽量化できました。

 
一応、オプションの『直線』にチェックを入れて単純化したサンプルも参考に↓

『直線』はアンカーポイント間を直線で繋いで単純化します。
精度ではなく、『角度のしきい値』で変化を調整し、しきい値が高い程先鋭的(カクカク)になります。

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これは記事のテーマ(不要なアンカーポイントの削除)に沿ってないかもしれませんが。
直線的なデフォルメ効果を与えるものとして使えるかもしれないと思い、取り上げてみました。
 
 
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『“脱・中級者になるための”+α テクニックまとめ イラストレーター編 ー目次ー』