Webデザインに活かせない色彩検定の知識 WORST5

Webデザインに活かせない色彩検定の知識 WORST5

前回『Webデザインに活かせる知識』を書いたので、おまけで『活かせない知識WORST5』もまとめてみました。

使えない知識をわざわざまとめて意味があるのか?
と内心ツッコミつつ、好奇心で読んでもらえたら幸いです。

今回は低い順位から発表。

★5位 ビジュアルデザインと色彩

2級の出題範囲。
ここでは『グラフィック』『Web』『パッケージ』などのビジュアルデザインにまつわる色彩の知識を学びます。

Webデザインが含まれているのに、なぜWORSTなのかというと、『内容があっさりし過ぎてるから』。
参考書の該当ページは1ページのみです。

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あえて色彩検定で勉強するほどのものではなく、ちょっとガッカリ感があったので、5位に。

★4位 照明の性質

これも全く無関係とは言えないです。
『色温度(光の色味)』はPCのディスプレイの設定にもありますし、写真の写りを決定する重要な要素だったりします。

photoshopのホワイトバランスの調整にも色温度は関わってきて、以前記事にも書きました。
『【色かぶり補正】ホワイトバランスの調整方法』

ただ、8種類もあるランプの種類は特に関係ないので4位。

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★3位 慣用色名

これは結構活かせるかなという印象だったんですが、特に使うことはなさそうです。
知ってても得しない色のトリビアという感じ。

その割に、量的に覚えるのが大変で、色の判別も難しい、試験の鬼門になりえる分野。
4択でも結構落とした記憶があります。

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これが50色位あります。

★2位 光の性質

ここからは説明不要かと。
『分光分布』『分光反射率曲線』『短波長域』。配色関係なくただの物理です。

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★1位 眼球の仕組み

物理に続いて次は生物。
栄えあるWORST1位に輝いたのは『眼球の仕組み』。

柑体は中心窩の周辺にあり、形状は棒状で、数はおよそ1億2千万
どこでどう活かせるのか逆に問いたいです。

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さいごに

『Webデザインに活かせない色彩検定の知識WORST5』のまとめでした。

これは色彩検定に限らずですが、資格関係のデメリットとしては『必要ない知識』も勉強しなくてはならないこと

Webは日々必要な知識をフォローするだけでも、大変です。

そんな中『眼球の仕組み』や『慣用色の名前の由来』を暗記するのは、なかなか気持ちが奮わずしんどかったです。

色彩検定は『使える資格』をアピールしているので、もっと『使える知識』に絞ってもいいんじゃないかと思いますね。

Webデザインではない分野では『インテリアと環境』『ファッション』も出題されます。
でも、これは配色構成とか結構通じる部分があると思いました。

『流行色』はインターカラーが2年前に選定している、とか身近な話題としても面白かったです。

↓画像を拝借させてもらった参考書。2級はこの一冊だけで合格できました。

 
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