これから初めてライブに行く人向けに、数回に分けてライブの参加方法について紹介します。

どのライブにも共通することが多いですが、ここでは主に「モッシュ」や「ダイブ」が起こるロックバンドのライブを対象としています。

2回目は「ライブに行く時の持ち物や服装、注意点について」について。

Index

ライブに行く時の持ち物

スマホ、財布をのぞいてライブ特有の必需品は次のものくらいです。

  • チケット
  • タオル
  • 着替えのTシャツ

ここのところ、転売防止で身分証持参を義務づけてる公演もあるので、その場合は身分証もマストです。

タオル、着替えはモッシュやダイブをしてるエリアだと自分や人の汗がつくので、必須とっていいです。
タオルはライブ中のアイテム(みんなで振り回したり)として使ったり、タバコの煙が気になる会場もあるので煙避けとしても使えます。

タオル・Tシャツはほとんどのライブでグッズとしても売ってますが、完売してるケースもあるので買う場合でも持参することをお勧めします。
「なんでもいいから買おう」と思ってたら、本当に全部完売してたことがありました。

あと、自分はライブ中着たTシャツを入れるビニール袋も持っていきますね。
汗まみれのTシャツをそのままバッグに入れたくないので。

着替えやロッカーについては次の記事「着替え、ロッカー。開場から開演までの流れ」でも詳しく書いてます。

フロアでの持ち物

ロッカーには入れない持ち物は主に次のもの。
フロアはできるだけ軽装が基本です。

  • ロッカーの鍵(もしくはクロークの番号札)
  • スマホ、財布
  • タオル
  • 飲み物

最近はスマホもライブ中の演出で使われるのをみかけます。
真っ暗な中で、観客みんなでスマホのライトをつける演出があって、プラネタリウムみたいになってきれいです。

飲み物は自分は持ち込んだことないですが、暑さ的には水分はとった方がいいと思います。
ペットボトルホルダーなどで腰につけてる人を見かけますね。

フロアでの服装

次のポイントをおさえれば問題ないです。

  • 動きやすいもの
  • 汚れてもいいもの
  • 周りを不快にさせないもの

一応確認すると、これはフロア前方のモッシュに参加する人が意識した方がいいポイントです。
同じ1階オールスタンディングフロアでも中央、後方の人は、特に気をつけることはありません。

スタジアム級の1階アリーナだと柵で数ブロックにエリアが分けられています。
その場合もモッシュ、ダイブが起こるのは各ブロック前方付近が多いです。

動きやすいもの

男性も女性も首にタオル巻いてTシャツにスニーカーがオーソドックスな格好です。
スカートは…NGなわけじゃないけど、普通にパンツスタイルの方が良いでしょうね。

メガネに関してもスポーツと同じでなるべくコンタクトがいいでしょう。

汚れてもいいもの

靴は結構踏まれることがあります。
足跡ついたり、傷んでも気にならないスニーカーが良いです。

また、靴紐は開演前にしっかり結んでおくと良いです。
開演中、密集してるところではなかなかしゃがみにくいし、演奏中脱げてしまうとなかなか拾えないので。

あと、後ろポケットにいれてる財布もライブを重ねるごとに傷んでる気がするので、気にいってる財布は身につけておかない方が無難です。

周りを不快にさせないもの

ちょっとしたマナーで次のことを意識したいです。

  • リュックなどかさばるものは身につけない
  • 爪は切っていく
  • 長い髪は束ねる
  • 整髪料や香水は控えめに
  • 女性はヒールなどとがった靴ははかない

リュック背負った人はたまに見かけます。
満員電車と同じでその分スペースとるし気になるので、持ち込むなら小さな肩掛けポーチくらいがいいです。

爪は手をふりあげることがあるので、念のため切っておいたほうがいいでしょう。
同じ理由でできれば時計やブレスレット類も外しておいた方が安心です。

フロアの中央〜後方あたりで観る場合

Tシャツに着替えるかどうか、荷物を預けるかどうかは自由だと思います。
前方ほど密集していないので、ある程度の荷物なら身につけていたり、足元においていても問題ないです。

温度的にもケースバイケースですが、着込んでると暑いわけでも、Tシャツだと寒いわけでもないです。

この辺は指定席でも同じです。

さいごに

以前一度だけですが、ゴツゴツした装飾のライダース着た人がモッシュに飛び込んでったのを見て、目を疑いました。
いや、周り痛いだろと。。

人同士がぶつかりあうのがモッシュですが、それでも周りに迷惑をかけないことを意識した上で楽しみたいですね。

最後に、別記事で触れるのでここでは取り上げなかったんですが、ライブ用の耳栓というものがあります。
使ってる人は少ないかもしれませんが、第5回の記事で触れる【ライブ難聴】が心配な方は準備しておくと良いと思います。