ジッタリンジンは1989年10月10日に1st single「エヴリデイ」でメジャーデビュー。
昨年、2019年10月10日に【祝】30周年を迎えました。

バンド自体は2010年頃から休止状態が続いてますが、2019年はyoutubeチャンネルが開設されるという大きな動きもありました。

他にもジッタ関連の話題をチラホラ見かけたので、ジッタ30周年の年に起こった事と所感をまとめました。

ジッタリンジン30周年に起こった事

自分が気づいた限りでは次の3つ。

① 公式Youtubeチャンネル開設
② 著名なアーティストがジッタの名前を出して話題に
③ 中村佳穂が「プレゼント」と「少年アシベ」をフィーチャーした新曲を発表

① 公式Youtubeチャンネル開設

まずは何よりコレが大きな出来事でした。
4月20日に公式チャンネルが開設されて、2000年のライブ映像などが順次公開。

動画が少しづつ公開されていくことから、ファンはおそらくXデー(10.10)に何かが起こると予想。
「何か」というか、期待するのは復活しかありませんが。

が、結局2019年中は何もアナウンスはありませんでした。

動画のアップ自体はおそらく続いていて、活動再開についてもまだ分からない状態が続いてます。

youtubeについては別記事でも書いてます。
「ジッタリンジンの現在と公式youtube動画について」

② 著名なアーティストがジッタの名前を出して話題に

自分が気づいた限りではあいみょんとスピッツの草野マサムネ。

あいみょんはネット記事や自身のラジオでジッタのファンであることを公言。
夏頃のCDTV出演時には「夏の歌」というお題でジッタの「夏祭り」を紹介してました。

メディアでは「ホワイトベリーの『夏祭り』」と紹介されることも少ない中、「ジッタの夏祭り」と言ってもらえるだけで嬉しかったです。

草野マサムネも自身がMCを務めるラジオ番組「ロック大陸漫遊記」でジッタの「帰っておいで(1991)」を紹介。

1991年というと、スピッツがデビューした年なので何か考えさせるものがあります。

実はこの番組あとで聴こうと思ってる内にradikoの配信が終わってしまって聴けなかったんですよね。
どんなコメントをしてたのか気になります。

スピッツは、デビュー後すぐにブレイクしたジッタとは対照的にしばらく伸び悩んだ時期が続きました。

1996年に「空も飛べるはず」がドラマ主題歌になったことがキッカケでブレイクすると、今度はジッタが入れ替わるようにメジャーシーンからフェイドアウト。

そんなスピッツはジッタをどう見てたんだろう?と気になります。

③ 中村佳穂が「プレゼント」と「少年アシベ」をフィーチャーした新曲を発表

12月にSSWの中村佳穂がジッタの「プレゼント」をフィーチャーしたオリジナル曲を発表しました。

MVは少年アシベのアニメーションで、そこはかとなくvaporwave感があります。

そして、この曲はGAPの「Gift the Thought. その想いを、贈ろう。」キャンペーンのテーマ曲に採用されてます。

「中村佳穂 × JITTERIN’JINN × アシベ × GAP」という意外すぎるコラボ。

そんな予想だにしない形でもジッタの名前が世に出た年でした。

ジッタリンジン30周年に思ったこと

断片的ですがいくつか思ったことを。

Youtubeのライブ映像をみて

MVも初見のものが多くて感慨深かったけど、やっぱりライブ映像がグッときました。

もう記憶の中でも薄れていた「ジッタリンジンのライブ」が改めて蘇ってきた感じがして。

ライブDVDも見たことない、というか、多分存在しないので初めて演奏してる姿をちゃんと見た気がします。

正直、ライブ動画は自分でも意外なほど涙腺が緩みまくりで。

後半は動画がアップされるのも慣れたし、全然普通にフラットな気持ちで再生。
「SINKY-YORK」も「いやもうさすがに」と思いつつ再生したら、イントロ開始10秒で泣けて、同時に笑えてきました 笑

本人たちは不在ながら、本当に「涙がもう溢れちまって〜」な30周年でした。

30周年に活動再開がなかったことについて

期待してなかったと言うと嘘になりますが、今後も含め復活がなかったとしても、「残念だけど仕方ない」と結構あっさりとした感じではあります。

あまりリアルに復活を想像できてないせいもあるかもしれませんが。

vocal春川さんが好きな漫画家松本大洋の「鉄コン」で例えると、もう「イタチ」に近い存在感というか。
(伝わる人には伝わる。多分)

あと、ジッタに限らず、バンド活動に関してはファンのあずかり知るところにはないし、予想すらできないという感覚が強くて。

例えば「オザケン・ジャガタラ・ジッタ」の3択で誰が復活するか聞かれたら、99%ジッタだと思うけど、実際に復活したのはオザケンとジャガタラ。

どちらも「まさか」の一言。

なので、どのミュージシャンに関しても、基本的に期待もしてないし諦めてもいないという感じです。

ある意味一番気になるのは未発表曲や廃盤の再リリースについて

これは他の人がゆくゆく損しないかと言う意味でも気になってました。

ジッタのCDは中古価格が高額になってるものが結構あります。
もし、高額で中古を買っていたら、あとあと販売再開された場合、他人事ながら残念だなと。

特に去年はyoutube開設の流れでCD再発やサブスク解禁の可能性もあったので、その辺気になってました。

ちなみに自分も去年たまたまジャガタラのベスト以外を全部集め直したら、その直後に復活が決まってサブスク解禁したんですよね…。
ほぼレンタルで借りられたし、それは全然いいんですが…。

もし何か理由があるなら仕方ないですが、できればなんとかなればなと思ってます。
youtubeの方で解禁というのもあり得ますね。「恋のルアー」みたいに。

さいごに

ジッタ30周年のまとめでした。

youtubeの動画アップがまだ続きそうなので、まだどこか30周年が終わってないような感覚もあります。

何か動きがある可能性もあるので、今後もyoutubeチャンネルを始め、動向に注目していきたいと思います。