Have a Nice Day!(ハバナイ)ビギナーがチェックしておきたい情報 まとめ

ハバナイに関するまとまった情報が見当たらなかったので、簡単にまとめてみた。

オフィシャルにも詳しい情報がないため、自分が初めてライブに行った際は浅見、チャンシマ以外はメンバーすら知らない状態だった。

なので、この記事は「初めてライブ行く前にこれくらいは知っておきたい」というテーマでまとめている。

自分もまだファン歴が浅いので、随時更新していきたい。

Have a Nice Day!(ハバナイ) とは

(右から)元キーボード さわ / vocal 浅見北斗 / drum チャンシマ / omochi records主宰 モチヅキシンノスケ
出典 : 「ハバナイ Key担当さわが脱退 O-WESTワンマンが現体制ラストライブ | KAI-YOU.net」

Have a Nice Day!はボーカルの浅見北斗を中心とした、ドラム、ギター、シンセサイザーの4人編成で2011年頃から活動するロックバンド。
メンバーは入れ替わりを繰り返し、フロントマンの浅見以外はサポートメンバーという形になっている。

ジャンルとしてよく形容されているのは、ジャンク・ディスコやディスコ・パンク。
ただ、同系統として括れるバンドは特に思い浮かばなく、強いて言うなら「New Orderっぽい」。もしくは、浅見がルーツとして名前をあげる小室哲哉。

ポエトリーリーディングライクなボーカルがのった、ドリーミーなシンセポップは中毒性が高い。

メロウな音源の印象とはかけ離れた、荒れたモッシュピット/ライブ風景もハバナイの特徴。

新宿を中心に「SCUM PARK」というライブイベントを主催しており、また、クラウドファウンティングで集めた資金で、2016年には恵比寿リキッドルーム、2018年にはZEPP DIVER CITY TOKYOで2度のフリーライブを開催。

音楽性だけでなく活動全般で独自のアイディアを展開しつつ、着実に活動フィールドを拡大し続けている。

ハバナイのLIVEについて

ハバナイのライブは少し特殊と言えば特殊。
そもそも、音源とライブでは全然テンションが違うし、ライブ風景もギャップがある。

自分もそうだったが、「私を離さないで、僕らの時代」辺りで知った人は余計意外に感じると思う。

MVでセブンティーンモデルが主演するラブソングが、なぜライブで激しいモッシュとダイブを生むのか?
今だにうまく説明できない。

あと、「撮影可」など一般的にはNGなこともOKだったりするので、初めてライブ行く人はハバナイライブを「常識」と思わない方がいいだろう。

↓その他、いくつかライブで独特だと感じたところ

  • 撮影した動画をネットにアップするのも不問
  • 普段ロックバンドのライブ行く人少なそう。
  • vocalからもファンからもヤジが飛ぶ。
  • バンドなのに、なぜかmix(アイドルライブである掛け声)が入る
  • モッシュピットの密度が薄い(激しいのに、前の方でもすぐ下がれるスペースがある。)
  • アンコールは基本なし。
  • 靴、メガネ、帽子、フロアにやたら物が落ちてる(気がする)
  • 年齢層高め。半裸の人、ガタイいい人が多い(気がする)
  • 音量は普通(ライブ難聴が問題になっているので初めての人は注意。個人的には翌夕方くらいまでキーンとする程度)。

全体的に荒い方だけど、そういう空気自体を許容、共有している雰囲気がある。
なので、「そんな心配するほどでは」という印象。

ライブを見ると、浅見が言う「ハバナイの本質はライブ。ハバナイは基本ロックバンド」を体感できるので、まだ行ったことない人はぜひ。

↓ライブの様子が端的に伝わる記事。

「Have a Nice Day!とは一体何なのか? 石井恵梨子が“切実で異様なライブ”について浅見北斗に訊く | realsound」

ちなみに、この記事、わざわざ見出しにライターの名前を入れてて気になったんだけど、文章読んで納得。
素人が評価するのは気がひけるほど、力のある文章。

「石井の文章なら読もう。石井が注目するバンドなら知りたい。」
そう思う読者が少なくない音楽ライターなのであえて入れてるのだろう。

バンド名の由来

バンド名はあえてオリジナリティのあるものにはせず、特に深い意味はない。
メールの最後の署名に「Have a Nice Day!」とあると相手も気分がいいだろうから、という発想が元になっている。

ハバナイのwikipediaページ

Have a Nice Day! | Wikipedia

メンバーに関する記載、バイオグラフィーはないが、ディスコグラフィー、映像作品の情報はまとまっている。

主要なネット記事のリンクも貼ってあり、音楽を始めたキッカケや来歴はインタビュー記事に詳しく書かれている。

ハバナイ 最新Topic [2018.11.04更新]

新曲

直近のシングルは2018年8月リリースの「私を離さないで」。

MVには雑誌セブンティーン専属モデル、横田真悠を起用。
フジテレビの音楽情報番組「Tune」11月のエンディングテーマとなっている。

もう一曲は2018年10月リリースの「僕らの時代」。
ジャケットのイラストは雪下まゆで、どちらも10/20からサブスクで配信されている。

「僕らの時代」は来年1月公開の岡崎京子原作「チワワちゃん」で初の映画主題歌となっている。

サラッと書いているが、こんな立て続けにエンディングテーマや主題歌に起用されるというのは、ハバナイにとって今までにない大きな変化だろう。

10/21にBSフジで放送されたハバナイ特番の中で、映画監督 二宮健が主題歌として選んだ経緯について話していた。

「主題歌を考えてた時にふとハバナイのことが浮かんで、ハバナイにコンタクト。『映画にピッタリの新曲がある』と『僕らの時代』を聴かせてもらって、採用になった」とのこと。

主演の門脇麦が「映画見てから歌詞とか書いたと思った」と言っていて(自分もそう思った)、それくらい上手くハマってる組み合わせだと思う。
監督はハバナイと映画の共通点に「快楽主義・刹那的な情緒」を挙げている。

Have a Nice Day!(ハバナイ) 現メンバー

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#ハバナイ

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2018年現在のメンバーは4人。

浅見北斗…vocal
チャンシマ…drum
遊佐春菜…keyboard(右)
中村むつお…guitar(中)

浅見北斗

Vocal / サンプラー。ハバナイの作詞作曲を一人で担う、唯一の正式メンバー。前身バンドは「害チューン」。

浅見が音楽を始めたのはかなり遅めで社会人になってから。
遊びでサンプラーを購入し、即興のラップをし始め、そこから徐々に今のバンド形態に至る。

年齢は2016年のインタビュー記事に「33歳」とあるので、2018年現在35歳。
出身は神奈川県茅ヶ崎。
既婚で2017年1月にtwitterで第一子(娘)が生まれたと報告している。

曲を聴いてると結構なSF好きと思われる。

Tシャツにもプリントされている「ディストピア」は元々SF小説に起源がある概念。
「Fallin Down」の歌詞「100億の昼とクソみたいな1000億の夜」はおそらく光瀬龍のSF小説「百億の昼と千億の夜」からで、ダンサーとしてMVに出演している、おやホロの「ニューロマンサー」もSF小説のタイトル。

「ゾンビ、バビロン、ニューシット」といった独自のフレーズを多用するのもSF作品の特徴である。
(「時計仕掛けのオレンジ」の「インアウト、アルトラ」とか)

学歴は、美術の専門校卒。
活動全般、自分たちで作り上げる、何か新しいことをするといったDIY精神には美術の専門生らしいメンタリティを感じる。

音楽的なバックボーンは、浅見自身が編集しているspotifyのプレイリストを聴けばわかるだろう。
(プレイリストは記事下にも貼っている)

ステージ上で魅せるダンスのルーツは「ジェームス・ブラウンとマイケル・ジャクソン」らしい。

Twitter
Twitter ハバナイ業務用

チャンシマ(島田英明)

Drum(2011 ー)。
元「マリリンモンローズ」Drum。
アルバム「Dystopia Romance」収録の「東京都」はマリリンモンローズのカバー。

元々害チューンのファンだったが、ドラムが怪我した際に浅見から代打を頼まれたことがキッカケでメンバーに加入。

実質的には正式メンバーと言えそうだが、一応「サポートメンバー」。
ドキュメンタリー作品「モッシュピット」で本人が「正式メンバーだったらぶつかってる。サポートメンバーの距離感がちょうどいい」と語っている。

好きなバンドはNUMBER GIRL、ブルーハーツ。

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遊佐春菜

keyboard(2016 ー)。
壊れかけのテープレコーダーズやミチノヒでもkeyboardを担当。

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中村むつお

Guitar(2016 ー)。
元「天狗インベーダーズ」。ハバナイ以外に「tomodati」にも所属し、vocalを務めている。

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Have a Nice Day!(ハバナイ) 元メンバー

とりあえず知ってる元メンバーを2人だけ。
「モッシュピット」によると、一人白血病で亡くなられてる元メンバーがいるようだ。

内藤

浅見とのtwin vocal兼パフォーマーとして在籍 (? ー 2015?)。
年齢は2016年の記事に「46、7歳」とあるので、2018年現在48、9歳。

浅見が一人でアカペラでラップしてる内藤をライブハウスで観て興味を持ち、ハバナイの前身「害チューン」から所属している。

自称「ジェームス・ブラウンの再来」。
Nature Danger GangのMCセキが初めてハバナイを見たときの感想は「内藤さんしか印象に残らなかった」。
浅見も「チビ・デブ・メガネと引きがすごい」と頼りにするキーパーソンだったが、現在は接点がない模様。

2015年に「失踪」(バンド脱退?)。
2015年11月の恵比寿LIQUIDROOMでのフリーライブで一時復帰し、その時のライブの様子は「モッシュピット」で見ることができる。

↓ルーリードのTシャツを着て踊ってるのが内藤さん。

さわ

シンセサイザー 兼 コーラス(2012-2016)。
ハートマークのグラサンがトレードマーク。

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動画作品

ハバナイはいくつかセルフドキュメンタリー作品を制作し、youtubeで公開している。

「大成した後、売れてなかった頃を回顧する」作品ならよくあるが、「まだあまり売れてない現状をリアルタイムで記録する、それをコンテンツ化する」というのは珍しいし、面白い試みだと思う。

[2015]「blood on the mosh pit」

「blood on the mosh pit」のMV。MVの他、バンドの現状がモノローグで語られている(12:20)。

[2016] 「モッシュピット プロローグWEB版」

2015年11月、クラウドファンディングで100万円の資金を調達して恵比寿LIQUIDROOMでフリーライブを開催。
その様子を記録した作品「モッシュピット」のプロローグ版(40:39)。

本編とかぶっているシーンは少なく、40分と結構なボリュームなので、予告編というより同じテーマの別作品。

【出演】 Have a Nice Day!、NATURE DANGER GANG、おやすみホログラム

↓本編はDVDでリリースされている。

「ハバナイってどんなバンドなんだろう」と疑問に思ったら、この作品を観るのが一番手っ取り早い。
観るとよりハバナイに興味が湧くし、ライブによく行く人ほど新鮮に感じるものがあると思う。

利用したことないのでよくわからないが、youtubeでも300円の課金で観れるようだ。
「本編」と「LIVE VERSION」の違いも不明。
「モッシュピット LIVE VERSION」

[2018]『Have a Nice Day! その矛盾に満ちたリリースとパーティーをつなぐ方法』に関する記録

2018年05月、再びクラウドファンディングで300万円の資金を調達し、Zeep Diver Cityでフリーイベントを開催。
そのライブの様子が記録されている(58:04)。

【出演】 Have a Nice Day!、曽我部恵一、大森靖子、志磨遼平(ドレスコーズ)他

浅見が大森靖子にキスされた後に照れてるチャンシマは必見(42分頃)。

ディスコグラフィー・apple music / spotifyでの配信

上で書いたように、ディスコグラフィーはwikipediaで詳細を確認できる。
とりあえず、フルアルバムは5枚、ベストは1枚で、1st以外はapple music / spotifyで配信されている。

full album 1st 「hello good music,hahaha」
2nd 「welcome 2 SCUM PARK」2013
3rd 「Dystopia Romance」2015
4th 「The Manual(How to Sell My shit)」2016
5th 「Dystopia Romance 3.0」2018
best album 「Anthem for Living Dead Floor」2016

1stはCDでも廃盤だが、OTOTOYで配信リリースされていて、試聴もできる。

Have a Nice Day! / hello good music, hahaha… – OTOTOY

また、spotifyでは浅見自身が編集しているプレイリストも配信されている。

「Have a Nice Day!、その東京という街から生まれたアンセムとプレイリスト」

Have a Nice Day!の楽曲で構成されたプレイリスト。
個人的にハバナイビギナーが最初に聴くとしたら「Anthem for Living Dead Floor」をオススメしたい。

「Have a Nice Day!、その音楽への諦念と後悔」

浅見自身が選曲したプレイリスト。
エレクトロ、ポストロック、シンセポップ辺りが好きなら楽しめるプレイリストになっている。

関連アーティスト

New Order

マンチェスターのテクノロックバンド。
「Riot Girl」でNew Orderの「Blue Monday」のイントロをサンプリングしている。

「Blue Monday」はNew Orderの前身バンド「ジョイ・ディヴィジョン」のvocal、イアン・カーティスの自殺が歌われているという曲。

ハバナイと2マンをした石野卓球が学生の頃、ピエール瀧に「blue monday」を聴かせ、瀧が「こんなすごい曲があるのか」と衝撃を受けたというエピソードもある。
(爆笑問題「日曜サンデー」でピエール瀧が語っていた)

自分も最初は「blue monday」以外の曲でハマったが、聴いてる内にダントツで凄い曲だと感じるようになり、一時期取り憑かれたように聴き込んでいた。

音楽性がハバナイと近いため、浅見はNew Orderの影響が強いのかと思ったらそうでもないらしい。
下記記事によると、new orderを聴いたのは「比較的最近」とのこと。

アングラから一気に全国区へ Have a Nice Day!インタビュー

THE BLUE HEARTS

説明不要の日本のロックバンド。
浅見のルーツとしてあるのは中学時代に聴いていたブルハらしい。

ゲスト出演したラジオ番組「レオなるど」で、「精神的・歌詞的な影響はブルーハーツ」とコメントしていた。
印象的だったのは「ある種のトラウマ」や「えぐられた」という表現を使っていたこと。

自分もたぶん同じ頃に同じ衝撃を受けていたので、この表現は伝わるものがあるし、確かにハバナイの歌詞にはブルーハーツを感じる。
その辺のことについてまたいつか別記事に書きたい。

小室哲哉

説明不要の日本の音楽プロデューサー。
同じくラジオ番組「レオなるど」で「サウンド的に影響が大きいのは小・中学時代に聴いていた小室哲哉。」とコメント。
「ある種のトラウマ」や「えぐられた」という表現は小室に対しても用いている。

浅見は30代以上なら知らない人間はいない大ヒット曲「WOW WAR TONIGHT H Jungle With t」をカバー。
音源化や配信はされていないが、サウンドクラウドのハバナイページで聴くことができる。

フィロソフィーのダンス

2015年から活動を続けるアイドルユニット。
シンセを使ったどこか懐かしくキャッチーなメロディ。MVに出てくるミラーボール、白目のプリントされたTシャツ、マイケルのスリラーの振り付け。

ハバナイとの共通点が多く、接点がありそうと思ったら、2017年に1曲だけ浅見がリミックスで参加していた(「アイドルフィロソフィー」)。
正直その曲はそれほどハマってなかったが、純粋に音楽としてクオリティが高いしハバナイ好きは気にいるんじゃないだろうか。

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