[追記 2019.09]
ハバナイは2018年前半まではwikipediaにメンバー情報もなかったため、この記事は元々「初めてライブに行く前にこれくらいは知っておきたいこと」をテーマに書いた。

ただ、それからメンバーの露出やwiki情報も増えてきて、別記事で改めてハバナイの紹介記事も書いている。
この記事の情報も大幅に移しているので、もしハバナイがどんなバンドか知りたい場合はそちらを読んで欲しい。

この記事は今中途半端な状態になっていて、今後はアーカイブ的に動画作品やコラボアーティスト、関連アーティストなどの周辺情報を更新していく予定。

直近の新曲や関連情報

「私を離さないで」 2018.08

MVには雑誌セブンティーン専属モデル、横田真悠を起用。
フジテレビの音楽情報番組「Tune」11月のエンディングテーマとなっている。

「僕らの時代」 2018.10

「僕らの時代」は2019年1月公開の岡崎京子原作「チワワちゃん」で初の映画主題歌となっている。
ジャケットのイラストは雪下まゆ。

サラッと書いているが、こんな立て続けにエンディングテーマや主題歌に起用されるというのは、ハバナイにとって今までにない大きな変化だろう。

10/21にBSフジで放送されたハバナイ特番の中で、映画監督 二宮健が主題歌として選んだ経緯について話していた。

「主題歌を考えてた時にふとハバナイのことが浮かんで、ハバナイにコンタクト。『映画にピッタリの新曲がある』と『僕らの時代』を聴かせてもらって、採用になった」とのこと。

主演の門脇麦が「映画見てから歌詞とか書いたと思った」と言っていて(自分もそう思った)、それくらい上手くハマってる組み合わせだと思う。
監督はハバナイと映画の共通点に「快楽主義・刹那的な情緒」を挙げている。

「愛こそすべて」 2019.01

サブスクとyoutube versionのミックスはサニーデイ・サービス曽我部恵一。
サブスクでは1曲のみの配信となっているが、サウンドクラウドで5曲収録の「Enter the Void EP」の5曲目となっている。

Have a Nice Day!(ハバナイ) | Free Listening on SoundCloud

「Smells Like Teenage Riot」 2019.06

「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ」のCMソングに起用。
CM versionでは元スーパーカーのフルカワミキとコラボをしている。

ジャケットのイラストは岡田成生。

動画作品

ハバナイはいくつかセルフドキュメンタリー作品を制作し、youtubeで公開している。

「大成した後、売れてなかった頃を回顧する」作品ならよくあるが、「まだあまり売れてない現状をリアルタイムで記録する、それをコンテンツ化する」というのは珍しいし、面白い試みだと思う。

[2015]「blood on the mosh pit」

「blood on the mosh pit」のMV。MVの他、バンドの現状がモノローグで語られている(12:20)。

[2016] 「モッシュピット プロローグWEB版」

2015年11月、クラウドファンディングで100万円の資金を調達して恵比寿LIQUIDROOMでフリーライブを開催。
その様子を記録した作品「モッシュピット」のプロローグ版(40:39)。

本編とかぶっているシーンは少なく、40分と結構なボリュームなので、予告編というより同じテーマの別作品。

【出演】 Have a Nice Day!、NATURE DANGER GANG、おやすみホログラム

↓本編はDVDでリリースされている。

「ハバナイってどんなバンドなんだろう」と疑問に思ったら、この作品を観るのが一番手っ取り早い。
観るとよりハバナイに興味が湧くし、ライブによく行く人ほど新鮮に感じるものがあると思う。

利用したことないのでよくわからないが、youtubeでも300円の課金で観れるようだ。
「本編」と「LIVE VERSION」の違いも不明。
「モッシュピット LIVE VERSION」

[2018]『Have a Nice Day! その矛盾に満ちたリリースとパーティーをつなぐ方法』に関する記録

2018年05月、再びクラウドファンディングで300万円の資金を調達し、Zeep Diver Cityでフリーイベントを開催。
そのライブの様子が記録されている(58:04)。

【出演】 Have a Nice Day!、曽我部恵一、大森靖子、志磨遼平(ドレスコーズ)他

浅見が大森靖子にキスされた後に照れてるチャンシマは必見(42分頃)。

spotifyのプレイリスト

spotifyでは浅見自身が編集しているプレイリストも配信されている。

「Have a Nice Day!、その東京という街から生まれたアンセムとプレイリスト」

Have a Nice Day!の楽曲で構成されたプレイリスト。
個人的にハバナイビギナーが最初に聴くとしたら「Anthem for Living Dead Floor」をオススメしたい。

「Have a Nice Day!、その音楽への諦念と後悔」

浅見自身が選曲したプレイリスト。
エレクトロ、ポストロック、シンセポップ辺りが好きなら楽しめるプレイリストになっている。

関連アーティスト

New Order

マンチェスターのテクノロックバンド。
「Riot Girl」でNew Orderの「Blue Monday」のイントロをサンプリングしている。

「Blue Monday」はNew Orderの前身バンド「ジョイ・ディヴィジョン」のvocal、イアン・カーティスの自殺が歌われているという曲。

ハバナイと2マンをした石野卓球が学生の頃、ピエール瀧に「blue monday」を聴かせ、瀧が「こんなすごい曲があるのか」と衝撃を受けたというエピソードもある。

音楽性がハバナイと近いため、浅見はNew Orderの影響が強いのかと思ったらそうでもないらしい。
下記記事によると、new orderを聴いたのは「比較的最近」とのこと。

アングラから一気に全国区へ Have a Nice Day!インタビュー

THE BLUE HEARTS

説明不要の日本のロックバンド。
浅見のルーツとしてあるのは中学時代に聴いていたブルハらしい。

ゲスト出演したラジオ番組「レオなるど」で、「精神的・歌詞的な影響はブルーハーツ」とコメントしていた。
印象的だったのは「ある種のトラウマ」や「えぐられた」という表現を使っていたこと。

自分もたぶん同じ頃に同じ衝撃を受けていたので、この表現は伝わるものがあるし、確かにハバナイの歌詞にはブルーハーツを感じる。

小室哲哉

説明不要の日本の音楽プロデューサー。
同じくラジオ番組「レオなるど」で「サウンド的に影響が大きいのは小・中学時代に聴いていた小室哲哉。」とコメント。
「ある種のトラウマ」や「えぐられた」という表現は小室に対しても用いている。

浅見は30代以上なら知らない人間はいない大ヒット曲「WOW WAR TONIGHT H Jungle With t」をカバー。
音源化や配信はされていないが、サウンドクラウドのハバナイページで聴くことができる。

フィロソフィーのダンス

2015年から活動を続けるアイドルユニット。
シンセを使ったどこか懐かしくキャッチーなメロディなど音楽的にハバナイとの共通点があり、2017年には「アイドルフィロソフィー」で浅見がリミックスで参加している。

また、2019年7月、フィロのスのイベントにて共演。

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