「平成の歌姫。かつてのカリスマ、浜崎あゆみの今がイタイ」。
そんなネットの声を目にするようになった。

はじめに書くと自分はデビュー当時からこれといってファンでもアンチでもない。
なのでそういう声に対して良くも悪くも思っていなかった。

そんな中あえて一言言いたいことが出てきたのは、その論調の中に一つ疑問に思うことがあったから。
加えてあまりにも何回も何回も同じような記事が目に入ってきたからというのもある。

この記事ではそんな傍観者的な人間が感じた「浜崎あゆみ・イタイ」にまつわる2つの「違和感」について書きたい。

浜崎あゆみが叩かれる理由。インスタその他での言動や画像加工

叩かれる要因としては主に次のような指摘を目にする。

プロ意識に欠けた体型の変化。
パフィーマンス、歌唱力の劣化。
批判を招くインスタでの「イタイ」言動、画像加工。

特にインスタグラムが物議をかもしているようで、さっき「浜崎あゆみ インスタ」で検索してみたら、やはりネタにした記事が複数上がっていた。

その点については、それだけ言われるからにはある程度はそうなのか、という感想。

パフォーマンス云々はちゃんと観たことがないのでなんとも言えないし、ここで言いたいのは特にそういった批判が妥当かどうかということではない。

「浜崎あゆみがイタイ」に思う2つのこと

どちらも結論として言いたいことは同じ。

①「かつてはカリスマ」だったという表現が見落としてると思うもの

もちろん往年の人気ぶり、セールス面の功績については異論はない。
純粋に凄いことだし、客観的な事実だと思う。

ただ、全盛期の最中も、自分の一番のイメージは「カリスマ」ではなかった。
冒頭で「ファンでもアンチでもない」と書いたけど、正確にはアンチというほどではないけど印象は良くなかった。

理由は、テレビなどで見かける振る舞いに「天然キャラを装ってる」と感じていたため。

テレビ用に可愛いらしくてウケる「バカ」を演じてるように見えた。

浜崎が元々女優だったのは知っていたので、その予備知識が「演技してる」という印象を裏付けていて、会社の意向か本人の意向かは知らないけど、その「キャラクター設定」に「嫌な匂い」を感じ取っていた。
(当時まだ中学生か高校生ながら)

これは自分のイメージと書いたけど、「浜崎あゆみ=バカ」はただの偏った主観ではなかったと思う。

ちょうど自分が「バカを演じてる」と感じていた矢先、浜崎MCのラジオ番組が始まった。

番組タイトルは「浜崎あゆみはバカじゃない」

「バカじゃない」とあえて言うということは、世間一般的にもそういう評判があったからだろう。
このラジオ番組が始まった時、自分は「やっぱり」と思った。

バカっぽく振る舞ってたのは、やっぱりこういう番組作りで活かすためのビジネス的な布石だったんだなと。
自分でそう思わせておいて「私はみんなが思ってるようなバカじゃない!」って嫌な感じだなと。

とにかく、そう言う点で「かつてはカリスマ。それに比べて今は〜」という一面的な切り取り方に疑問を覚える。
当時から似たような世間のイメージも少なからずあったのではないかと思う。

② 全盛期ももしSNSがあったら、賛否を巻き起こしてたのでは?

これも①に繋がる内容。
当時、今のように叩かれるようなことがなかったのは、単にネットがなかったことも関係してるんじゃないだろうか。

似たような例でいうと、例えば川本真琴。

川本真琴の場合はデビュー当時から大大大ファンで、川本もテレビで見せる姿は天然キャラクターだった。
(浜崎と違って川本が垣間見せるそれは、MCも視聴者も普通にポカンとさせるような疑問の余地のない天然だった)

川本も当時はアイドル的な人気が前面にあったけど、数年前やはりTwitter経由で「イタイ言動」が話題になった。

そして、浜崎同様「昔はキラキラしてたけど、今はお騒がせキャラ」みたいな声を見かけた。

ここで言いたいことは、
川本もデビュー当時から天然キャラ。
ネットが普及したことで、その天然ぶりで何か「問題」を起こすのは当然と言えば当然だった。
当時もネットがあったら何かしらネット上で「問題」を起こしていただろう。
ということ。

浜崎も全盛期にネットがあったら、世間から突っ込まれるような一面がよりクローズアップされてたように思う。

「演技の天然キャラ」について補足

浜崎の天然キャラは「演技だった」という前提で話をしてきたけど、少し修正したい。
数年前その考えが変わる出来事があった。

それは浜崎がゲスト出演していたバラエティ番組の「しゃべくり007」。
その番組で(誰か忘れたけど)大御所歌手がサプライズで登場した時、浜崎のリアクションがちょっと異様だった。

それまで椅子に座ってたのが突然、かしこまって床にひざまついたのだ。

想像しただけで伝わると思うけど、それはだいぶ奇妙な光景で。
「バラエティ的においしい」ものじゃなく、ただ周りをポカンとさせるようなものだった。

そんな姿をたまたま見かけた時、「もしかしたらデビュー当時も演技してたわけじゃなかったのかも」と思った。

ただ、演技にしろそうじゃないにしろ、天然キャラ的な面があったことは変わらない。
当時もネットがあったら「カリスマ」じゃない一面も目立っていたように思う。

さいごに

この記事で疑問視してるのは「かつては(どこからどう見ても)カリスマだった。今と昔では変わってしまった」という点。

つまり、ここで言いたいのは「今も昔もそれほど変わってないのでは?」ということ。

それはつまり「今も昔も変わらずイタイ」ということになり、全然フォローになってない気がするけど。
(いや、フォローしたかったわけではないけれど、結構ヒドい結論かもしれない…)

「イタイ」というと言葉が悪いけど、ちょっと天然で周りの反応をあまり計算してない結果色々と突っ込まれやすいという感じがする。

浜崎に関するネット記事について

今後もきっと浜崎に関する同様の記事はコンスタントに出てくるだろう。
その理由は明らかで。

PV(閲覧数)獲得において、相当コスパがいいんだと思う。

この前見かけたヤフーでの記事も千近くコメントがついてて十数万PVは固いと予想。
しかも、特に目新しいトピックはなく既出の情報を焼き直してるだけのような内容で。

たぶん今後もお手軽な鉄板ネタとして同じような記事が量産され続けるに違いない。

と、書いた数日後の今日もまたyahooニュースで見かけた。
「あざといなー」と感じるのは今日のは「美脚」とポジティブな見出しにしておいて、その実アンチコメを集めるのを狙っていること。

そして案の定、狙い通りの反応を得られているようで…。

自分はファンではないけど、さすがに「こんなこと引退まで続けるつもりなのか…」という気分になる。