【未経験からWebデザイナーになるには】『なれるかどうか』の前に考えたい『本当にやりたいかどうか?』

81thumb-m

自分は30を超えて実務未経験からWebデザイナーになりました。
その経験をもとに、これから志望してる人の参考になりそうなトピックについて書いていきます。
『【未経験からWebデザイナーになるには】目次』

今回の内容は【なれるかどうか?の前に考えたいことー『本当にWebデザインをやりたいかどうか?』

本当にWebデザインをやりたいかどうか?

あえてこのテーマに絞るか迷いました(当たり前といえば当たり前なので)
でも、特にアラサー以上の方にとって大きなポイントになるし、書き始めたら結構長くなったので。

アラサーだと、おそらく元は全然違う職種の場合がほとんど。
そして、『この仕事はやりたいことじゃない』から、『デザインをやってみたい』となり、就職する方法に興味を持ったと思われます。

つまり最初は、『Webデザイナーになれるかどうか?』が一番の関心事。

でも、Webデザインを続ける上では『本当にやりたいことかどうか?』の方が重要で、きっとどこかの段階で改めて問われる時が来ます。

自分は周りの3人の元デザイナーから、『デザインするのは苦痛』というセリフを聞きました。
(3人とも『苦痛』と同じ単語使ってたのが印象的。)

みんな今はコーダーやディレクターやってます。

全員プロレベルのデザインができて、一人に至っては元Webスクールの講師。
技術云々で言ったらデザイナーを続けることは可能。でもモチベーション的に『無理。限界』となったそうです。

その気持ちはすごくわかります。
自分の場合、幸い『デザインは本当にやりたいこと』だったので、モチベーション的な問題はないです。

ただ、コーディング/プログラミングに関しては下降気味です。
地面すれすれの低空飛行で『やらないで済むならやりたくない』という感じ。

そんな気持ちがハッキリしてしまうと、今後何年何十年続けていくのも、成長し続けるのも厳しいです。
なぜなら『心から成長したいとは思ってないから』。

(モチベーションがあって人一倍努力したとしても、レベルアップするのは本当に難しい。)

Webは変化の流れが速いので、常に勉強が必要。
(多くの仕事でそうですが)ずっと『今の自分以上』を求められます。

そんな中、『しんどいけどそれ以上に充実する』と自然と思える人じゃないと、続けるのは難しいです。
無理して続ける意味もあまりない気がします。

Webデザイナーの求人を見ると、求める人物像に『デザインが趣味の人』という記載を見ます。
『好きじゃないと続けるのは難しい。好きな人の方が伸びる』から書かれているのでしょう。

デザインに限らず、プログラマーやイラストレーターでも同じような話は聞きますね。
プログラマーが仕事終わって、帰宅してもずっとプログラミングしてるとか。イラストレーターが仕事絵の合間に休憩で趣味絵を描くとか。

そういう『芯から欲求を持ってる人』とそうでない人の差は大きいです。

最初に『特にアラサー以上にとってポイント』と書いたのは、アラサーだと転職してから『これじゃない』と気づいてもまたリセットするのは簡単じゃないからです。

(『デザインは苦痛』と言った3人のように、同じ業界内で方向転換することもできますが。)

『本当にやりたいことかどうか』はどうすればわかるか?

では、『本当にやりたいことかどうか』はどうすればわかるのか。

これも自分の実感を元に目安を言うと、
『1年以上実務について(実務レベルの負荷をかけられ続けて)、それでも続けたいと思えるかどうか?』
です。

『それじゃ実務に着く前にはわからない』と言われればその通りなんですが。。

これは勉強の段階ではかわかりにくいです。

初めてWeb制作を学ぶ時は、それだけで楽しかったりします。
Photoshopで画像加工したり、CSSで文字色を変えただけでワクワクします。
(自分も最初はコーディングもそこそこ楽しんでました)

勉強だと終わりの見えない修正を迫られたり、キツいダメだしをされたり、納期のプレッシャーに襲われることもないです。
実務になると、やはり勉強の時とは段違いの負荷がかかります。精神的にも、身体的にも。

その負荷をかけ続けると、否応なく自分の心の声みたいなものが身体から聞こえてきます。

就職してから数ヶ月、一年〜、100%以上の力の負荷をかけられ続けて、それでも『もっともっと!自分がやりたかったのはこれ!』という声が聞こえてきたら、それは高い確率で『本当にやりたいこと』です。

『デザインは苦痛』と言った元Webスクールの講師の方も『(仕事就いて)一年でデザインに飽きた』と言ってました。

自分も似たような感じで『コーディング面倒』となりました。
(『苦痛』まで行かなかったのは幸運といえば幸運。)

一方で『コーディング楽しい』という人もいたり、『ディレクション楽しい』『マーケティング楽しい』という人もいます。

こればっかりは自分自身で、見極めるしかないでしょう。

勉強の時は楽しいwebデザインもガラッと気持ちが変わるかもしれない。
そういう可能性もあると、頭の片隅にでも置いておいてもらえたらと思います。

就職してから『これじゃない』とならないためには

『実務に就いてからじゃないとわからない』だけじゃ、あまりに役に立たないので対処法を一つ。

実務に就く前でも、ある程度の時間をかけたり、『自分の本気以上』と言える位労力をかけると見えてくると思います。

ブログとかで3ヶ月や半年の勉強でスムーズに転職できたという報告を目にしたことがあります。

早く決まるに越したことはない、となりそうですが、適性を知るという意味ではむしろ時間をかけた方がいいでしょう。

個人的には1年以上は見てもいいと思います。

自分はスクール通い始めてから1年半。内3ヶ月はポートフォリオ作り。
ポートフォリオ用意してから1、2ヶ月後に就職という感じでした。

さいごに

少し補足。
デザインもコーディングもディレクションも好きという人もいるし、どれも高いレベルの人ももちろんいます。

当然そっちの方が多くの場合望ましいです。
フリーランスで活動する場合も、柔軟に対応できるし、単価も高くなりやすい。

また、苦手な分野だからと全く手をつけないのもあまり良くないです。
最初は自分の適正と欲求を探るためにも色々手をつけた方がいいし、方向性を絞ってからも広く浅くWeb全般の知識をフォローしていくといいでしょう。

関連記事