チケット転売問題について思うこと

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10数年来コンスタントにライブに行っているので、(そんな真剣に考えてないが)思うところを書き残しておきたいと思う。

あと純粋に応援したい気持ちもあるので。

チケット転売問題

8月に国内アーティスト・音楽イベントが共同で「チケット高額転売問題の防止」の声明を出して改めてこの問題が話題になっている。

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チケット転売問題

コンサートのチケットを買い占めて不当に価格を釣り上げて転売する個人や業者が横行している現状に、私たちは強い危機感を持っています。

これらの組織的・システム的に買い占めるごく少数の人たちのために、チケットが本当に欲しい数多くのファンの手に入らないことに強い憤りを感じています。

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また、私たちアーティストがあずかり知らないところで自らのライブのチケットが高値で転売されることで、ファンは高い金額を払って大きな経済的負担を受け、何回もコンサートを楽しめたり、グッズを購入できたであろう機会を奪われています。

このように、すべての弊害が音楽を愛するファンに及んでいる状況を放置しておくべきではないと私たちは考えています。

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ファンから音楽を楽しむ豊かさを奪う、この「チケット転売問題」について、皆様にもぜひ一度お考えいただきたいと思います。

ライブに行く頻度と自身の転売の経験

自分自身10数年来、年少なくとも3回位から2桁行かない位の頻度でライブには行っている。

今年に関していうと、既に5回行って(チケット購入したストーンローゼズは、直前で中止…)、年内にあと2回は行く予定。

なのでそこそこライブ行ってるけど、自分では転売した経験もなく、転売で購入した経験もない。

人気のライブも先行抽選で外れたら、『次行けたら』で諦めるのが普通になっていて、オークションで買おうという発想自体、最初から今に至るまでもっていない。

なんとなくそういう感じだったけど、ただ定価以上で転売しているものに関しては絶対に買いたくはないと思う。

単純に不愉快。
そもそも転売で儲けようという輩のせいで抽選に漏れてるかもしれないのに、自分がその輩に直接利益をもたらすというのは気分的にありえない。

(なので買う方の神経もわからない。回り回って自分の首絞めてないか)

付け加えると、『次行けたらいいか』で諦められる位、実際次のタイミングでは行けてるということでもある。

と、転売は直接は関わりはないけど、気分的に良くないので、どうにかならないかなとは思っている(という至極浅く曖昧な意見…)。

アジカン、ゴッチのblog記事『チケット転売について思うこと』

(意識してなかったけど、タイトルぱくってた。)

アジカンのvo、ゴッチこと後藤正文はチケット問題以前も『音楽に政治を持ち込むな』問題で自身の考えを積極的に発信してた。

チケット問題に関しては、チケット転売問題立ち上げ後も、しばらく動きがなかったので、これに関しては個人的なメッセージは発信しないのかな?と思っていた。

そんな中、9/8にブログ記事を更新。

『チケット転売について思うこと』

あえて自分の考えを書く意義も感じないほど、気持ち的にも考え的にも同意する内容だった。

組織ぐるみでゴソっと購入して転売サイトで売り飛ばしたり、個人が副業として人気公演のチケットを高額転売している様子をネットなどで見ると、なんとも言えない気持ちになる人は、ステージに立つ側にもそれを楽しむ側にもそれなりにいるのではないかと思う。俺は率直にそういう奴らを嫌悪している。

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大体、音楽が「お金を持っているやつから順に楽しめる」ものになってしまったら悲しい。
俺の理想としては「中学生が頑張って小遣いを貯めたら買える」くらいのものであってほしい。

この問題に関して、ネット上で
『定価以上の値段になったのなら、それが適正価格。』
『安い今の値段の方が問題』

という意見も目にした。

それに対して、自分はツイッターで『アーティスト自身が、ライブがそんな高級な娯楽になることを望んでいないのでは』と呟いていたので、実際アーティストからそういう言葉があって嬉しかった。

自分が呟いた際に念頭にあったのは、特別ファンであるクロマニヨンズのヒロトのこと。

以前、いくつかの雑誌のインタビューで言っていた、次のようなコメントが頭をよぎった。

  • 『高級アンプとかこだわりだすとつまらなくなる。』
  • 『レコード屋で100円のレコードを選んでるのが楽しい』
  • 『ドリフみたいなバンドになりたい(一定の年齢になるとみなくなるけど、また次の若い層がみるみたいな)』

そんなヒロトがライブを高い金出さないと来られないものにしたいわけがないだろうな、と思って呟いた言葉だった。

(今のところ、共同声明には名前は挙がっていない)

ゴッチは、仕方なく行けなくなったライブのチケットなどに関しては、

はっきり言えば、コンサート業界の側が定価(もしくは定価以下)のチケット転売サイトを運営すればいいのではないかと俺は思う。

うん、ホントそうだよな、と納得。

というわけで転売問題については以上。
ついでにその他所感をいくつか。

謎の手数料やドリンク代への不満

チケットにはチケット料金以外にも色々追加して費用がかかる。
それについてもゴッチは触れていて、『問題なのは転売だけか?』『こっちの努力も必要じゃないか?』と疑問を呈している。

これも当たり前になって感覚が鈍っていたけど、なんとかなるなら何とかして欲しい。

改めて、例えば今年買った『ぴあ』のチケット代のその他諸費用を確認してみた。

  • セブン-イレブンで支払 ※決済手数料:ご購入1件につき 216円
  • セブン-イレブンで発券 ※発券手数料:ご購入のチケット1枚につき 108円
  • システム利用料:ご購入のチケット1枚につき 216円
  • 特別販売利用料:ご購入のチケット1枚につき 514円

一枚につき、+1,054円かかる。。
最低限必要な『システム利用料』『特別販売利用料』に絞っても730円。
(自分は決済手数料はかかっていない。というか、『特別販売利用料』って一体?)

さらにライブ会場は入場の際にドリンク代が500円かかる。

ロックのライブだと着替えや荷物を置く必要があるので+ロッカー代300円。
(たまにリュックしょって前列にいる人がいるけど、迷惑)

さっきの1,054円に足すと1,854円
チケット代4,500円とすると計6,354

プラス交通費もかかるし、何度も行くものとしてはやっぱり一回の費用はできるだけ抑えたい。

でも、なんだかんだ言ってもチケット代は安いと思う

これもツイッターでも呟いた。
なんだかんだチケットは安いと感じる。

4000円でも8000円でも、謎の手数料がかかっても全然高いとは思わない。

特にこないだ8月に行ったThe birthdayとTHE BLUE HERBの2マンで改めてそう感じた。

チケット代は4,000円。
eplusのサービス料(300円)と発券手数料108円とロッカー代足しても4,708円。

The birthdayは最高のロックバンド、THE BLUE HERBは最高のHIPHOPグループ。

どちらも20年近く(以上)聴き続けてるアーティストの初の、そして想像もしてなかった2マンをたった5,000円で観られるなんて、安い!!というのが正直な感想。

だってあのThe birthdayとTHE BLUE HERBの2マンがたった(しつこい)

気持ちとしては、あるべきところに還元されるならもっと値段が高くても全然いいと思う。

(映画みたいに子どもと大人で差をつけるのもいいけど、難しそう)

同時に、『こんな凄いものがこんなに気軽に観られるなんて凄い』、だからこそ値段は変わらずに『ライブはそういうものであって欲しい』とも思っている。

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