【地図作成③-2】クリッピングマスクー追記と補足

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【地図作成③−1】で【追記】したことをもう少し詳しく触れたかったのと、誤解を招くような説明があったので【補足】です。
【追記】は『クリッピングマスクをかけても効果が無効化しない場合』について。
【補足】は『クリッピングパス自体に線(外枠)と塗り(背景)を設定できる』ことについて。

前の記事と追記した内容

【地図作成③】の内容は『複数レイヤー間でまとめてクリッピングマスクをかけると、レイヤーの階層も効果も無効になってしまうのでそれを防ぐ方法』でした。

ここで言っている無効化される効果というのは【レイヤーのアピアランス】で設定した効果についてです。
例えば、『星』レイヤーのレイヤー横の◎(ターゲットコラム)をクリックしてレイヤーのアピアランスで設定したドロップシャドウ。

これだとまとめて選択→クリッピングマスクをかけるとドロップシャドウは消えてしまいます。

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で、追記した内容というのは、
オブジェクト自体のアピアランスに設定した効果はこのやり方でも無効化しない
というものです。

つまり、『星』レイヤーではなく、星オブジェクトを直にクリックして【パスのアピアランス】で設定したドロップシャドウ(効果)はそのまま残るということです。

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これはレイヤーが統合されるのでレイヤーに設定した効果は無効に、オブジェクト(パス)に設定すればレイヤーが統合されても関係なくそのまま残る、という(考えてみれば当たり前な)ことだと思います。

改めて記事にした理由

考えてみれば当たり前なことですし、結局効果は保てても複数のレイヤーは<クリップグループ>にまとめられてしまうので、【地図作成③】で挙げた方法の方が有用だと思います。

それでも改めて取り上げた理由は
【アピアランスがレイヤーに対する設定か、オブジェクト(パス)に対する設定か】
によって違いが出てくる事があり、それをちゃんと意識するべき、と念を押しておきたかったからです(主に自分に対して)。

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(ちなみにサブレイヤーのターゲットコラムをクリックした場合はオブジェクト自体の選択なので②)

今まではどちらで設定しても違いがないことも多々あり、ほとんど意識していませんでした。
でも、『編集可能な道路の作り方』でも【アピアランスの使い分けーレイヤーorオブジェクト】がポイントになってますし、次もその点で違いが出てくる記事を書こうと思ってます。

そんな風にしっかり違いを生むこともあるので、(違いが出ない場合でも)ちゃんと意識しておこうと思い、改めて記事にしてみました。

【補足】ークリッピングパス自体に線と塗りを指定できる

前の記事では地図のグレーの外枠は一番上の『外枠』レイヤーに、ベージュの背景はサブレイヤーの最背面の『背景』レイヤーに別々に用意。

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クリッピングパスはクリップするためだけになっていました。
でも、実際はクリッピングパスだけでその3役を担えます(ました。後で確認したら)

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確かにクリッピングマスクをかけるとクリッピングパスの線と塗りの設定は一旦ナシになります。

しかし、上の画像のようにパスを選択すれば線も設定できますし(ただし、【線の位置】は【線を中央に揃える】のみ有効)、
塗りを設定するとパス自体は上部にあってもマスクをかけてるサブレイヤーの最背面の背景として設定できます

その方が最小限のレイヤーで事が足り、至らない点だったので、補足しておきます。
 
 
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