【自作PCのススメ】動機とパーツ選び編

05Thumb

自作PCに初挑戦したので、動機から組み立て、OSのインストールまでの過程を何回かに分けて記事にしていきます。
ちなみに各パーツが値上がりしているこの時期(2013年2月頃)にあえて自作に挑んだのは、今持ってるWinPCの寿命が近そうなので致し方なく。急いでなかったら、もう少し様子を見たと思います。

自作PCにした理由

一般的な自作PCのメリットは
 
○メーカーPCより安く済む場合が多い
○パーツ・OSのカスタマイズが自由
○オーバークロックやBIOSなどチューニングが可能
 
などが挙げられます。
 
特にヘビーなゲーム目的などで性能を追求したい場合はやはり自作になってくるでしょう。
でも、それだけならBTO(Built To Orderー好きなパーツの組み合わせを指定してオリジナルのパソコンを注文すること)という手段もあるので、自作PCの最初の動機はやはり『自分で作ってみたい!』という好奇心も大きいと思います。
 
メーカーの既製品と比べるとデメリットとして
 
○ある程度勉強が必要。
○なんだかんだ手間がかかる。
○相性など動作面で不安がある。
 
などがありますからね。
 
自分の場合も色々メリットを考えた上での判断ではありますが、『一度自分で作ってみたい』、『PCにもっと詳しくなりたい』という動機が大きかったです。
 
その他の理由は、主に次の2点。
 
○今後webデザイン、イラスト、写真をやっていくにあたってちゃんとした液晶を選びたい。
○オンボード(マザーボードに元々ついている)オーディオは不満なので、オーディオ面を強化したい。
 
液晶とオーディオ
メーカーPCでは高い性能が望むべくもない要素です。
 
液晶には力を入れていて定評のあるMacでもオーディオ面は……、
これからますますオーディオとしてのPCの存在は大きくなっていきそうなので、この機にオーディオ機能を充実させたPCを作りたかったというのがあります。
 
外付けのUSB DACをつけるだけで簡単に補強できるけど、後述するように今回はサウンドボードを選択。
これも『サウンドボードを試してみたかった』という単純な好奇心がまずありきです。
 

コンセプトと完成予想図

というわけで、
液晶とオーディオメインで、PC自体の性能はそこそこというのが今回の自作PCのコンセプトです。
 
用途は音楽鑑賞、ネット、メールくらいなので。
 
フォトショやイラレはというと、新しい液晶を今あるiMacとも繋げてデュアルディスプレイにして使おうと考えてます(そもそもアドビソフトはMac版ですし)。
 
その方が作業がはかどるというのと、二つの液晶を見比べながらデザインを作れると彩色の際参考になるかと思いまして。
 
あと、作業していてグレア(光沢)のiMac液晶は目が疲れる。
やはり長時間の作業はノングレア(非光沢)の液晶がいいというのがMac暦半年の実感です。

 
一応ざっと完成イメージを(汚くてスミマセン。。)↓
 
FS2333とiMacはthunderbolt(と互換性のあるminiDisplay)とHDMIの変換アダプター経由で接続します。
 
今回調べてこういう方法を知ったんですが、某PCショップで店員さんに場所を聞いたら『thunderboltとHDMIの変換アダプターはない』と言われたので、知らない人も多いかもしれません。
complete

パーツ選び

一般的なパーツ選びの流れはだいたい次の通り。
 
CPU

マザーボード

メモリー

電源

PCケース

SDD、HDD、DVD(or BD)ドライブ

拡張機能(グラフィックボード、サウンドボード、TVチューナーなど)
 
では次に自分のパーツ選びの理由、注意点と実際選んだパーツをざっくり紹介していきます。
 

サウンドボード

まずメインのサウンドボード。選んだのはONKYOのSE-200PCI LTD
 

 
今までヘッドホンやイヤホンは必ず試聴して決めてきたので、オーディオ機器を試聴無しで決めるということ自体に抵抗があったんですが、これは仕方ないですね。
口コミとブランドの信頼性を頼りに決めました。
 
下位の90PCIではなく、上位の300PCIEでもなくというのも、特段明確な根拠がないので間をとってという感じです。

液晶

液晶選びにあたってキャリブレーションやカラーマッチングなどの勉強もして、どうやらEIZOというブランドのがいいらしい、というところから出発しました。
 
それらの機能がしっかりしているColor Edgeシリーズ(6万〜)か、ゲームやデジカメなどのエンタメに特化したfs2333(オプションでカラーマッチングソフトに対応。3万弱)かで最後まで逡巡。
 
EIZOの無料カラーマッチングセミナーなどにも参加して、本格的にデザインやイラストをやりたいなら、やはりColorEdgeだなと思ったんですが、予算の面で最終的に妥協しました。
 
加えて、現状腕が大したことないのにColorEdgeは早くないか??と宝の持ち腐れな感が否めなかったというのもあり、fs2333に決定。
 
いつかそれに見合う実力がついた時に改めて検討しようと思います。
 

CPU

選んだポイントは
 
○必要最低限の性能で十分(ターボブーストはいらない)。
○できれば内蔵グラフィックス機能がついているもの。
○CPUクーラーは付属のもので、電源も低めのもので済ませたいので、最大TDP(熱設計電力)は低め。
○オーバークロックなどはもちろんしない(型番に『K』のついてないもの)。
 
という点で、Core i3-3225にしました。
ちなみに内蔵グラフィックスは『Intel® HD Graphics 4000』。
 

マザーボード

一番の条件はサウンドボード(ONKYO SE-200PCI LTD)がPCIスロットという古い規格もつマザボにしか対応してなかったので、
○PCIスロットがつくもの。
○かつ、SDD用にSATA3.0スロットも欲しい。
○あとはこれも初心者ということで『日本語マニュアル付き』。
 
『Asrockの黒一色のマザボがかっこいい』
というテキトーな理由でAsrock製に絞り、あとはなるべく安く上記の条件を満たしているH77Mに決定。
 

メモリー

H77Mのメモリーに関するスペックは
○DDR3 DIMM スロット×2
○DDR3 1600/1333/1066 non-ECC、un-bufferedメモリ対応
○システムメモリの最大容量: 16GB
 
今のWinPCが4GBで十分なので、CFD W3V1600HQ-2G(DDR3 PC3-12800 2GB 2枚組)に(amazonで取扱いない(?))。

電源ユニット

『80PLUS認証』(アメリカのEcos Consukting Inc.のプログラムで電力変換効率80%以上の製品に認証されたもの)の有無で同じW数でもかなり値段差があったので、今回は予算をとりました。
一つは玄人志向のパーツを買ってみたかったということで、玄人志向のL4-400Wに(認証はされていないけど、変換効率は最大80%以上)
 

PCケース

マザボのフォームファクタがMicroATXなので、まずはそれを第一条件で、あとは雑誌でたまたま見かけて一目惚れしたShilver StoneのSST TJ08TEにすんなり決定。
 
カラーはブラックとチタニウムの二色。
実際見たらチタニウムの方が良かったし、値段も安かったのでコチラにしました。
 

 
(画像と実物は結構色合いが違いました。実物はまた今度組立て編で画像アップします。)

SDD、HDD、DVD(or BD)ドライブ

SDDはOS用にSATA3.0対応のSSD、64GBのA-DATE、ASP900S3/64GMC
 

 
HDDはToshiba 1TB DT01ACA100
 

 
ドライバは今持っている外付けのDVDドライブを使うので無し。
マウスも有り物を使用。
 
ざっとこんな感じです。
 
実際もう購入済みの組み立て済みで、あとは明日液晶(fs2333)が届くので、それと接続してOS、各ドライバをインストールして完了となります。

各パーツの総費用

は以下の通り。
 
○CPU      Intel Core i3 3225 ¥12,480(セット割引で-500円)
○メモリー    FD W3V1600HQ-2G(DDR3 PC3-12800 2GB 2枚組)  ¥2,980
○マザーボード  Asrock H77M ¥7,080(セット割引で-500円)
○電源ユニット  玄人志向 L4-400W ¥3,280
○PCケース    Shilver Stone SST TJ08TE ¥9,550
○SDD      A-DATE ASP900S3/64GMC ¥5,780
○HDD       Toshiba DTO1ACA100 ¥5,980
○サウンドカード ONKYO SE-200PCI LTD ¥14,500
○モニター    EIZO FS2333 ¥32,500(ポイント10%)
○キーボード   Logicool k200 ¥890
○OS       Windows 8 64bit DSP版 ¥8,780
 

その他パーツ、費用

○HDMIケーブル(fs2333 とiMacの接続用) エレコム CAC-APHD14E10WH 1m ¥1,980(ポイント10%)
○Mini DisplayPort HDMI 変換アダプタ(fs2333 とiMacの接続用) エレコム AD-MDPHDMIWH ¥2,480(ポイント10%)
○ライン出力端子⇔ステレオミニジャック変換コード(SE-200PCI LTDにはヘッドホン端子がないため)Victor CN-140A ¥880(ポイント10%)
○無線子機 BUFFALO WLI-UC-G300HP ¥3,310(ポイント10%)
 
○メモリ交換保証 ¥525
○マザボ延長保証 ¥525
 
 
今自分でも初めて計算してみたんですが、総費用は113,500円(ポイント分を引くと109,385円)ですね。
 
値段高騰している中で、セット割引なども利用し、価格comの最安値前後でほぼ揃えられてよかったです。

自作PCのススメ

最後に体験した上で改めてオススメできる点を挙げておきます。
 
○このPCは後々またヘッドホンアンプをとりつけようと思っているので、全体の費用の5割以上は液晶とオーディオにかかることに。
こんな構成は既製品ではあり得ない。
 
○最初はわからないことだらけだけど、わかってくるとパーツ選びも楽しくなってくるし、組み立ても一度やってみると結構シンプルで難しい作業ではない。
 
○最初はコスト面でメーカーPCとそれほど差は出ないかもしれないが、ゆくゆくOSやオフィスソフトが使い回しできたり、必要な機能だけをカスタムできることを考えるとコスト的にお得。
 
こんなメリットも多いので、未体験の方はぜひ一度作ってみてはいかがでしょうか♪
という自作PCのススメでした。
 
次回に続く。